岐阜ギヤーは、大手から中小企業、商社まで、幅広いお客様からご依頼をいただいております。
現状に甘んじることなく前向きな姿勢で「ものづくり」に取り組み、これまでの経験で培われた技術力と最新の生産設備を生かして、お客様に必ずご満足いただける”付加価値の高い製品”を作ります。
お客様の歯車の諸問題に、新しいご提案をしたいと考えております。
古い機械のギヤが壊れ、修理できるかどうかも分からなかったが、壊れた部品から諸元を解析してすぐに製作してくれました。
生産停止が最小限で済み、なんとか遅れを取り戻すことができました。
壊れた原因も調査してくれて以前より機械の動きがスムーズになりました。
機械の設計部門に配属されたがギヤの知識に乏しく困っていました。以前から取引があった岐阜ギヤーさんに相談したところ、歯車専用のシミュレーションソフトを使用して稼働時の負荷に合わせたギヤ諸元や形状を算出していただきました。
こちらの意図を理解していただき、何通りもの組み合わせから最適な選択ができました。
厳しい精度の製品だったが、取り代がほとんどない状態で加工していただきました。改めて技術力の高さを実感しました。
試作やテスト品の依頼も多く、いずれも短納期でのご依頼となりますが、非常にタイトなスケジュールで各工程を進め、お客様のご要望納期にも対応しております。あまりにも短納期の場合には、調質材を使用した焼入なし製品を一旦納入し使用していただき、その間に正規製品を製作するという対応にてご相談させていただきます。
「ギフ・ハンド」は操作用グローブをはめた手と同様の動きをするものです。人間さながらの素早い動きやボールを握るような力加減も実現しています。5指20間接16自由度を持ち、指の付け根の内外転もできるロボットハンドは世界初で、内蔵されたサーボモーターや、表面に装着された859点の分布型触覚センサーが多彩な動きに対応しています。
ギフ・ハンドは、岐阜大学で開催された異業種交流会のロボットハンド研究の講演で、参加者たちが「皆でロボットが作れたら」と盛り上がったことがきっかけです。岐阜ギヤーも、開発メンバーとして協力してきました。当初はワイヤーを使う案も考えられましたが、人間の指のような動きを実現するには、コンパクトかつ確実に動力を伝える必要があります。その手段として、岐阜ギヤーの歯車の技術が役立っています。
初期段階で使用していたスパイラルベベルギヤでは、隙間なく組み立てることが難しいという欠点があり、幾度の改良を重ねた結果、フェースギヤならば隙間の調整がしやすく効果的だという発見に至り、さらに改良を重ねることで自由度の高い間接の動きを実現しました。
産学提携・異業種提携は、それぞれが持つ優秀な技術を結び合わせることができ、個々の企業だけでは得られなかった新たな付加価値を生みだしています。
もちろん新規のプロジェクトに挑むことは大変困難を極めます。特に共同開発はすぐに結果が出るものではありませんし、採算がとれず継続が難しい部分もあります。しかし、その挑戦は「ものづくり」に対する向上意欲を高め、ノウハウのフィードバックを得ることでさらなる技術の向上に結び付けられます。
「どんな注文にも応えられる」会社を目指して岐阜ギヤーは、新たな付加価値の創造する挑戦を続けます。